フクロモモンガのホワイトフェイスは、優性遺伝するミューテーションです。
クラシック・グレーと比べたときに、目の周りから鼻・耳につながる黒いラインが白くなるという特徴を持っています。
ですが、上の表現はノーマル(野性色)でも個体によっては表現されることがあります。
耳の下の毛が消失している点が確実な指標にできると考えています。
また、個体差がありますが、背中など全体のカラーも明るめになることが多く、センターストライプが細くなったりぼんやりしたりします。
毛色の色合によって、さまざまな名称がありますが、明確な定義については言及されておらずブリーダーによって確定されるものがほとんどです。
- ホワイトフェイス・ブロンド
- ホワイトフェイス・シャンパン
- ホワイトフェイス・シナモン
- ホワイトフェイス・ストロベリー
優性遺伝するモザイク、劣性遺伝するクリミノ、リューシスティック、プラチナ、アルビノの遺伝子変異と同時に発現が可能です。
リューシスティック、アルビノとのコンボの場合は外見上の判別がまずできませんが、両親や兄弟のモルフからある程度推測することができます。
モザイク、クリミノ、プラチナの場合も毛色の褪色具合によっては判別が難しくなります。
はっきりとした結果のためには、クラシック(もしくはWF遺伝子を持たないと確定しているその他のモルフ)と交配する必要があります。
- ホワイトフェイス・リューシスティック
- ホワイトフェイス・アルビノ
Gallery