プラチナとリューシスティックの関係

フクロモモンガの遺伝子変異である「プラチナ」と「リューシスティック」は2つとも劣
性遺伝します。
遺伝子変異を持たない野生型(ワイルドタイプ,ノーマル)と交配したときの一世代目の
子供はすべてヘテロ接合となり外見上に形質があらわれません。

また、ノーマルだけでなくモザイクやホワイトフェイスなどの優性遺伝、クリミノやアル
ビノなどの劣性遺伝と交配した場合でもプラチナやリューシスティックの形質があらわれ
ることはありません。

ですが、例外的にプラチナとリューシスティック同士で交配した際は第一世代にプラチナ
に近い表現が現れます。
プラチナとリューシを交配したF1は、色合いがプラチナよりも白っぽいことが多いですが、
今現在プラチナのホモ接合と思われる個体が少ない上に体色の個体差も多いので一概には
言えず外見上でプラチナとプラチナリューシを判別することは難しいと思います。
両親の情報があればある程度の予測はできます。
この F1(外見上はプラチナの 100%リューシヘテロ)をここでは便宜上プラチナリュー
シと呼びます。
この現象は『複対立遺伝』によるものとわたし自身は予想していますが、プラチナの始ま
りがまだ十分に明らかにされておらずリューシスティックが関わっているようですのでそ
うではない可能性もあります。

一世代目のプラチナ・リューシはそれぞれの遺伝子を1つずつしか持っていない(ヘテロ)
状態ですので野生型と交配した際は、ノーマル表現のプラチナヘテロとリューシヘテロが
それぞれ半分の確率で生まれるのでノーマル100%ヘテロプラチナもしくはノーマル100%ヘテロリューシと
なります。
ノーマル表現でプラチナとリューシのヘテロどちらも持つということはありません。

※海外ではこの例外もあるようです。

以上のことから、親に外見上プラチナに見える個体がいる場合でもその個体がプラチナ
リューシならプラチナヘテロである確率は 50%です。両親の情報はもちろん祖父母以前の
遺伝情報も重要であると考えています。

Posted on: 2015年8月27日, by : ひよみ堂

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