Day: 2015年6月11日

質問と回答

Q1 : 現在フクロモモンガの「リューシ」と呼んでいる個体は、2010年にはホワイトフクロモモンガと言っていました。
ホワイトフクロモモンガはいつからリューシになったのかお教え下さい。

 

A1 : フクロモモンガのリューシスティックが日本のメディアで公開されたのがいつかという詳細な記録がないので不明ですが、輸入元であるタイやアメリカのファームでは、2010年当時から白い体に黒い目の個体を「Leucistic」と呼んでいたようです。

わたしの手元にあるもので一番古い「フクロモモンガ リューシスティック」の記述は2010年12月24日発行の『HERP LIFE #21』 です。(リューシという記載の写真はどうやらホワイトフェイスっぽく、その上に載っている”アルビノ”の写真がどうもリューシっぽいので、間違いかもしれません。)

 

また、「ホワイトモモンガ」という名称ですとホワイトフェイスと混同しやすい点と、クリミノやアルビノの輸入に伴い、白いフクロモモンガがリューシだけでなくなったのでホワイトフクロモモンガの中でも、白体黒目の品種をリューシスティックと呼び始めたのではないかと考えます。

 

また、同時並行的にホワイトモモンガとリューシが使われていた時期も長いと思います。

 

ですので、意外と早い時期にリューシスティックという名称になったのではないかと想像ですが、考えています。

 


Q2 : 今ちょうどうちのフクロモモンガモモンガが発情期のようで、交尾まがいのことをしたりしてます。
オスはまだ生後8ヶ月で、文献上はオスの性成熟は12ヶ月くらいとあるのですが、実際はどうなのでしょうか?

メスも含め、飼育下だと栄養状態が良くて早熟とかあるのでしょうか?

 

A2 : フクロモモンガの性成熟の時期については諸説ありますが、当方での観察では雄で脱嚢4か月ほどになるとおでこや胸の臭腺からマーキングのための分泌液が出始め、雌へのマーキング行為や交尾をしようとしたりします。

雌の性成熟は分かりにくいですが、脱嚢6カ月ほどから雄の交尾を受け入れる個体が多いです。

また、最近聞いた一番早い出産は、脱嚢4カ月の雌によるものです。

 

あくまで平均的な”性成熟”の時期であり、この時期を過ぎたからと言って安全に出産・育児できるという基準ではないということを念頭に置いていただきたく存じます。

特に若すぎる雌の育児については、子食いや育児放棄の大きな要因と言われています。

 

野生のフクロモモンガは、脱嚢から半年ほどは親と過ごすようなのでそれにならって脱嚢6カ月ほどで性成熟が始まるのではないかと考えています。

ご指摘の通り、飼育下と野生化では環境や餌などが違うので、性成熟が早まる可能性があると考えています。

 

生後というのが脱嚢からの期間ですと、8カ月というのは飼育下の平均的な雄において充分成熟している時期と考えられます。


Q3 : フクロモモンガの交尾にかかる時間はどれくらいなのでしょうか?

何時間かかけて最後まで行かないと成立しないのでしょうか?

 

A3 : フクロモモンガの交尾は長く、短くても2時間以上で長いと6時間ほど続きます。

長時間でないと成立しないかどうかという点は検証していませんのではっきりとお答えできませんが、短くても妊娠する可能性は否定できません。

 


Q4 : 出産後のお腹の膨らみ方を時系列で紹介してもらえるとフクロモモンガ飼育者は助かるかと思います。

 

A4 : 一度うちのフクロモモンガたちのおなか写真と時系列でまとめてみます!

でも画像データの整理から始めないといけないのでなかやる気が・・・スイマセン、がんばります。(笑)

 

取り急ぎですが、子育て中のお腹は、ひとりっ子の場合は早いと出産2週間ほどからほんのり膨らみが分かるくらいになってきます。でも動いている状態だと毛のよれ感かな?気のせい?ってくらいです。

双子の場合は、だいたい左右それぞれが膨らむのでひとりっ子のときに比べると膨らみに気づきにくいです。(両方膨らんで来るので)

ですが、それでも出産4週間ほどたつとあきらかにぽっこりとした感じになるので分かると思います。

 

そこから5~6週間ほどはお腹がすくすく育っていきます。

良くおさまってるな~というサイズになっても入ってることがほとんどです。

 


 

Q5 : 輸送・空輸は可能ですか?

 

A5 : 対面説明前のフクロモモンガの輸送・空輸は致しかねます。

また、見学等で対面説明を受けられた後でもできうる限りお迎えに来ていただくか、当方がお客様の元までお届けするという形でのお渡しをしたいと考えています。

 

詳しくは、

フクロモモンガお迎えまでの流れ】をご覧ください。

 


Q6 : フクロモモンガを迎えるときに注意する事などはありますか?

 

A6 : まずはフクロモモンガの健康状態をしっかりとチェックしてください。

主なチェックポイントは下の7つです。

毛並み

細く軟らかい毛が密に体全体を覆っているか。

ボサボサだったりスカスカだったりしない。

 

起きている状態では、しっかりと開いているか。

傷があったり、目ヤニがついていたりしない。

 

艶があるピンク色か。

鼻水が出ていたりプシュプシュしていたりしない。色が紫色でない。

 

かみ合わせが良く、しっかりと閉じることができる。

怪我などをしていない。

 

肛門

淡いピンク色で、清潔である。

下痢をしていたり、荒れていたりしない。

 

手足

両手、両足がしっかりと動き指は5本ずつある。

手がおかしかったり、爪が飛んでいたりしない。

 

体格・体重

べびべび感が抜けていて、大き目の鶏卵くらいの重さ(60g前後)がある。

フクロモモンガは見た目よりも軽いので、抱いてみると以外に重さがありません。

 

 

なにはともあれ、あまり小さい子、ひよひよな子は急激な環境の変化で体調を崩しやすいのでしっかりと育っている子がオススメ!

威嚇しない、かわいいとおっしゃいますが、体重30gくらいの頃はほとんどの子が威嚇しません、できません!

 

それぞれの質問の詳細に関しましては、別のページでお知らせしたいと思います!